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子どもが見た
第25回御嶽流神楽大会 |
| (豊後大野市清川町) |
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| 将来の夢は神楽を舞う人 |
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保育園の卒園式で将来の夢を「神楽を舞う人になります」と語った甥っ子に、ぜひ見せたい神楽がありました。それは、「御嶽流神楽」。2012年4月1日、晴天に恵まれた第25回御嶽神楽大会は、県内だけでなく県外からも多くの観客が集う熱気あふれる大会でした。
まるでローマの円形舞踏場のような能場公園に、午後3時到着。すると、知り合いの5歳の男の子から声をかけられました。この子も生粋の神楽好き。お母さんから話しを聞くと、朝からずっと見ているとか。最近、神楽を習いはじめ、その子ども神楽の友だちも見にきているとのこと。上には上がいるものです。 |
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| 何がきっかけになるか、わからない |
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神楽好きの二人ですが、面を被った舞人が登場すると、舞台にすら近づけません。「ここでいい」と一番上から見ていました。それもそのはず、2010年の冬、この二人は楽農学校のイベントで三重町の松尾神楽から抱きかかえられそうになり、大泣きしたという経験をしていました。大人はそれで神楽が苦手になるかもしれないと思ったものの、その反動で二人とも神楽への興味が深まったので不思議なものです。 |
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| DNAに響く神楽ばやし |
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おなかに響く太鼓の音、笛の軽快な音色が天高く響き渡ります。観客席を見ると、あちこちで子どもたちが音にあわせて神楽の動きを真似していました。自然に体が動くんです。これは日本人のDNAのなせる技でしょうか。 |
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| 観客との一体感 |
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恒例の餅まきがはじまると、観客が一斉に舞台に近づきます。「こっち、こっち」と観客。いったいどれだけの数、投げたのでしょう。ほとんどの人が餅を手に、ほくほく顔で席にもどっていきます。
綱切り舞で切った藁は、縁起がいいとのこと。子どもたちが争うように取り合っていました。 |
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| 夕景がムードを高める |
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日が沈むにつれ、舞台の見え方も変化します。最後の二場を、御嶽神楽が舞いました。隣に座った小学校入学前の女の子は、お父さんが神楽座の一員らしく、詳しく説明してくれます。しかも、シャッターチャンスの場面まで教えてくれて、なんとよくできたお子さん。そのご指導のもとに撮影したのが、岩戸開きの写真です。この子もきっと、小学生になったら神楽を舞うのでしょう。 |
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| 「面白かった」の笑顔が宝 |
舞台に近づけなかった甥っ子が、いつの間にか舞台に近づいて見ていました。じっと見つめる先に、彼は何を感じているのでしょうか。好きなことに理由はいりません。理屈は、大人になってからじんわりわかってくる。
ふるさと大分に、こんな素晴らしい神楽がある、ということを体験してもらっただけでうれしいです。
帰宅途中、道の駅きよかわでトイレ休憩。甥っ子は、入り口の神楽のモニュメントがどうしても気になるらしい。薄暗い中、ほれぼれと見上げて堪能しておりました。 |
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★御嶽神楽に関する過去のご紹介
行け行け大分人 Vo.6 「神楽に生きる」
特派員レポート NO.39 「御嶽流神楽、晴れて国指定に」 |
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